シミ治療で一番効果があるのは、結局なに?
シミ治療で一番効果があるのは、結局なに?
- 今までの経過 → 手の甲のシミを消したい!
レーザー照射から17日経過。当初いわれていた「かさぶた」の反応もなく、
赤くなるでもなく、むろん薄くなるわけでもなく。
全く変化がないので、診察してもらいました。
主治医いわく
「紫外線によるシミならほとんど取れることが多いが、
ケガや火傷など、炎症によるものは難しいですね」
とのこと。
今回は1回のみレーザーを照射したが、あと何回すれば取れるというものでもなさそう。
「こういう場合は、美白クリームで地道に治療するのがよい」
とのこと。
美白クリームとは、トレチノインとハイドロキノンを配合したクリームで、聖心では約1万円くらいの価格です。
私はトレチノインとハイドロキノン、それぞれネットで安く購入しており自宅にあるので、これは断りました。
「ほら、このシミの表面が少し盛り上がってるでしょう。
この盛り上がりをうす~く削ることもできますよ」
・・・・・・それは怖いっス^^;
それで綺麗にシミが取れるなら良いが、
ヘタをすると健康な部分まで、傷がつく恐れがある。
怖すぎて、ハイ!ではお願いします( ̄∀ ̄)とさすがの私もノーテンキに言えなかったですね。
では、シミ治療について、まとめてみたいと思います。
先日もお話ししましたが、シミの治療を、レーザーか、塗り薬かで迷っている方は、
塗り薬(トレチノイン+ハイドロキノン)を選択するのがもっとも効果的で確実です。
2つの成分が混ざったようなものもありますが、
できればそれぞれ単独で使う方が良いです。
洗顔後、化粧水で肌を整え、その後、まずはトレチノイン(レチノイン酸)のクリームを塗ります。この時、細い綿棒の先で、シミからはみ出さないようにつけるのがコツです。
なぜかというと、このクリームはとても作用が強く、基底層に働いて皮膚細胞の生まれる速度を早くする効果があるので、塗ったところが赤くなります。広範囲に塗ってしまうと、広い範囲で赤みが出ることがあります。クリームの治療においての最大の難点は「治療中、治療部位が赤くなる」ということですね。
これはコンシーラーである程度隠れますが、治療期間中の1~2か月間はそれを覚悟した方が良いでしょう。
トレチノインを塗ったら、約5分間ほど放置し、乾いたころを見計らって、こんどはシミにハイドロキノンを塗ります。ハイドロキノンの場合は、シミより少しはみ出すくらいが良いです。
そのクリームが乾いたら、化粧水以外の基礎化粧品で肌を整えます。
この治療は2か月間連続すると慣れて効果が薄くなるので、2か月でシミが取れない場合は、1か月間お休み期間を入れ、それからまた治療を再開する方が良いそうです。
私の場合は炎症性のシミだったため、薄くなるくらいで完全には取れませんでしたが、それでも難治性のシミが薄くなりました。
紫外線によるものや肝斑なら、2ヵ月もすればほぼ取れることが多いでしょう。
問題は治療中の赤み。私も手の甲は人に見せられないくらいになりました。顔だとなおさら気になるでしょう。
コンシーラーでしっかりとメイク時に赤みを隠す必要がありますね。
また、この治療中は紫外線をしっかりと避けなければなりません。
できれば、11月から2月くらいの間に治療をする方が良いですね。
真夏はどんなに日焼け止めを塗って紫外線対策をしても十分とはいえません。
治療は秋から冬と覚えておいてくださいね。
レーザー照射でシミ治療をしない方がよいもう一つの理由は、
肝斑の場合、濃くなる可能性がある、です。
専門医でも肝斑かどうかの判断は難しく、また日焼けのシミだと思って照射したが、実はそのシミの下に肝斑が隠れていた、という笑うに笑えないような話もあります。
なので、治療に迷ったら、
トレチノイン(レチノイン酸)+ハイドロキノンですね。
できれは初回は治療の実際を自分の目で確かめるために、皮膚科、美容皮膚科で治療を受ける方が良いです。
ネットで塗り薬のみを買うより料金はかかりますが、医院では薬の濃度の細かい調節ができるので、皮膚の弱い人や赤くなる反応が強い人には安心です。副作用のある薬ですので、素人判断は危険です。
また、レーザー、塗り薬による治療、どちらで治療したとしても
いったん取れたシミは、結局はまた復活することが多いです。
治療で薄くなった場合でも、だんだん濃くなってくるし、
完全に取れたと思っても、また同じ部分にシミがうっすら浮き出てくるのですね。
私の周りの治療をした人も同様のことを言っています。
その最大の理由は、やはり「紫外線」。
一度シミが出来た場所、というのは、メラノサイトがシミを作りやすくなってしまっているため、このようなことが起きるのです。
これも覚悟が必要だと思います。
シミが取れた!と思っていたのに、まだ同じ場所でにできてがっかりした、という話は本当によく聞きます。
だから、2度目の治療からは、薬をネットで購入して治療をすれば十分だと思います。結局はまた濃くなる。それならその時に簡単に安く治療をすればいいのです。
それくらい気楽に考えている方が良いでしょう。
私は、アイビューティストアというところで購入しました。
このお店の検索窓で「トレチノイン」、「ハイドロキノン」などのワードで検索すると、欲しい商品が出てきます。
色々調べましたが私はここが安いと思います。
むろん、自分で治療する場合は自己責任で。
日本では処方箋が必要で市販をされていません。(低濃度の場合、化粧品に配合されている場合もありますが)
トレチノインは特に副作用がありますので、初回はきちんと医師の診断を受けながら治療をすることをお勧めします。
この治療を受けると、炎症で赤くなり皮がぽろぽろめくれてきます。皮膚が生まれ変わっている反応があります。
紫外線に対して非常にデリケートな状態になっているので、先ほども申したように、日に当たることは厳禁です。
そのような注意も皮膚科では丁寧にしてくれますので、この治療を受けられる方は、初回はぜひ専門医の元で治療をなさってくださいね。
2度目からはコツがわかっているので、『自分で安く』でOKでしょう。
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