肌がしぼんでハリがない

肌がしぼんでハリがない

ケミカル断ちしたけれど肌にハリがなくなってしまった・・

肌がしぼんでハリがない


ケミカル断ち直後は肌が急にしぼんだような気がしてハリのなさを実感する人は多いです。肌がカサカサして毛穴が目立ち、今までなかったところに小ジワがみられるようになることもあります。水を外から無理やり入れ込んで当たり前だった肌から、急速に水分が抜けてしまうからです。

肌が正常なバリアを取り戻して、水分を逃がさない肌になる一つの過程といえますが、この時期は化粧のりも悪いので気持ちが晴れず、このままこの状態が続いたらどうしよう、と不安になってしまう方もおられることでしょう。

どのくらいで肌のバリアは回復するの?

ケミカル断ち後、肌が正常なバリアを取り戻すまでの期間は、一人一人の肌質やどれだけ今までケミカルに依存していたか?により非常に個人差があります。2週間で肌状態がよくなる方もいれば、3か月、半年、また1年たってようやく、という方もおられます。ほとんどの方が1年もすれば肌再生を実感されるでしょう。

しかし、1年も待てない!という人、またその期間の肌アレがとてもひどい場合もあります。

注意しなければいけない肌アレもある

肌の乾燥感だけでなく、ブツブツができる、かゆみがある、赤みを伴う場合は、
化粧品の成分が合わない可能性があります。オーガニックコスメであってもアレルギー反応が出ることがありますので、そのような場合は化粧品を変えてみてください。それで状態がよくなれば、ケミカル断ち後の反応ではなく化粧品成分が合わなかったということになります。

乾燥感が強い、というだけの症状は、ケミカル断ち後、肌の水分が抜けた状態です。そのままでも問題ありませんが、あまりにも不快感がある場合が保湿力のあるものに切り替えましょう。

ゆるやかにケミカル断ちをする方法もある

化粧品が合わないというわけではないのにケミカル断ち後の症状が強くて肌荒れがひどい場合は、ゆるケミ断ちをおススメします。

ゆるケミ断ちの勧めの項を参考にしてください。
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もっとも注意すべきは合成界面活性剤と合成ポリマー

合成界面活性剤は使用用途により、使っていいものと使ってはいけないものがあります。

1、汚れを肌からひきはがすために合成界面活性剤を使用

2、肌バリアを壊して水や有効成分を肌に入れ込むために合成界面活性剤を使用

上記2点の用途で合成界面活性剤を配合している化粧品は絶対に避けてください。

水と油を混ぜ合わせるために合成界面活性剤を少量使用

これは大丈夫です。


また合成ポリマーは毛穴を塞いでしまいます。合成界面活性剤と合成ポリマーが一緒に配合されている化粧品は使わないようにしましょう。肌バリアを壊す作用が高まっています。

ちなみに合成界面活性剤の使用用途の見極め方は、成分表示の順番である程度判断できます。成分表示は多いものから順番に書かれているので、合成界面活性剤が成分の最初の方に表示されていたら、上記の1もしくは2に当てはまります。また比較的最後の方に表示されていた場合は、成分を混ぜるために配合した、と判断できます。

完全にケミカル断ちできた場合、合成ポリマー単体のジェル程度のものでしたら少量なら使用してもかまいません。肌のバリアが正常化していれば、これによって肌バリアが壊れることはありません。ただし、ケミカル断ち後しばらくは肌のバリアが完全ではなく不安定ですので、合成ポリマー単体でもできるだけ使用しない方がよいです。


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ケミカル断ち期間はとことんケミカルを排除する。

これが早く肌バリアを正常化させるコツとなります。




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