シミ治療終了後20日目(ハイドロキノン単独)
シミ治療終了後20日目(ハイドロキノン単独)
ハイドロキノンは「肌の漂白剤」とも呼ばれる漂白作用のある薬です。シミの原因である、メラニン色素を生成する酵素(チロシナーゼ)の働きを抑制し、メラノサイト(メラニン色素を造る細胞)の数を減少させる作用を併せ持っています。
しかし私としては「肌の漂白剤」というのは言い過ぎではないかと思う。いかにも、今あるシミが白くなって目立たなくなる、のようなイメージを持つが、実際にはシミをハイドロキノンだけで薄くする、というのは相当時間がかかるでしょう。理屈的にはメラニン色素を作らせないようにして、自然な新陳代謝でシミの部分が浮き上がるのを待つ、ということです。
ハイドロキノン単体では、出来ているシミへの効果は少なく、トレチノインと併用することで効果を発揮します。
あくまでシミがどんどん濃くなるのを防ぐものと考えた方がよいでしょう。
アフターケアとしてのハイドロキノン
もともとシミのあった部分は、メラノサイトがメラニン色素を造りやすい状況なので、トレチノイン+ハイドロキノンの治療によりシミが無くなった、もしくは薄くなったのち、またシミが同じ部分に出来るのを防ぐため、しばらくの間ハイドロキノンを塗っていた方が良いとされています。
シミ治療終了後20日目(ハイドロキノン単独)
ちなみに4日前の写真はこちら
4日前よりシミが目立たなくなっています。
これは以前より保湿の回数を増やしていることも関係しているでしょう。
(ハンドクリームを1日何度も塗る)
肌を美しく白く見せる”透明感”は、光が肌に当たったときに、肌が反射する光の量によって認識される、といわれています。
この反射される光のうち、約10%は肌表面で、残りの約90%は角質層内にある水分によって反射されているという話。
肌が乾燥しているとくすんで見えるのは、このような理由があるのですね。また肌は乾燥していると紫外線ダメージを受けやすく、ターンオーバーが乱れてシミもできやすくなります。肌を美しくするには乾燥が厳禁であることが分かります。
またしばらく、ハイドロキノン+保湿で頑張ってみます。
私の男の職人のような手が、どこまで綺麗になるか~~~!!であります。
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