顔の脂肪を落とさないダイエット

顔の脂肪を落とさないダイエット

会員さんから要望がありましたので、
顔の脂肪を落とさずにダイエットする方法についてお話ししますね。

まずは、1か月に減らす体重は2kgまでにすること!
これは必須です。
ここを間違えるとダイエット計画そのものがうまくいきません。

例えば5kg減を目標に据えた人が、最初の1か月目に無理をすることがよくあります。
しかし5キロを短期間に落とすと、美肌に必要不可欠のたんぱく質まで減らすダイエットに陥りやすいため、お肌の弾力組織まで減少したりまた変質してしまいます。

同時に過度なダイエットのため、顔の脂肪が一気に減りげっそりした印象になります。しかも組織が減るぶん皮膚が余る形になり、見るからにシワっぽい顔になってしまうこともあります。
栄養面から見たダイエット計画はむろんのこと、どれくらいの期間をかけて目標体重に落とすかが非常に重要となります。


5キロのダイエットが目標ならば、3ヶ月間かけてゆっくりと落とします。

これが顔の脂肪を減らさず美肌を維持しながらダイエットする最大のコツです。

短期間のダイエットは、高い確率でリバウンドを招くうえ、疲れやすいなど体調悪化をともない、しかも年齢が上がるほどその疲れ感が尾を引きやすくなります。
女性は特にホルモンのアンバランスを伴うので、精神的に不安定になり、それをきっかけに早めの更年期が訪れてしまう可能性もあります。私たちの年代のダイエットは特に気を付けなければなりません。


では、次に肥満パターンのシュミレーションをみてみましょう。

肥満のシュミレーション

まずは肥満のシュミレーションをしてみましょう。

~1日50kcal余分に摂取するとどうなるか?~

以下は、身長155cm、体重48kg、40歳女性の例です

50kcalの目安・・・マヨネーズ大さじ半分(7g)
         歩行約25分



40歳・女性 155cm・48kg
   ↓
1日に必要なエネルギー1500kcalを継続した場合
   ↓
  5年後
45歳・女性 155cm・48kg



40歳・女性 155cm・48kg
   ↓  
1日1550kcalを継続(50kcalオーバー)
   ↓ 
  5年後
45歳・女性 155cm・60.6kg



50kcal×365日×5年=91250kcal

91250kcal÷7200=約12.6kg

※腹囲1cmを減らす(=体重1kgを減らす)のに、7200kcalが必要

日本医師会のHPで「1日に必要なカロリー」が調べられます。

実際には色んな条件が絡んでくるので、このシュミレーションの通りにはなるとは限らないが、だいたいにおいて1日少しのエネルギー過剰が、大きな結果となるということですね。

上の例でいくと、50kcal多く摂取したとしても、いつもより余分に25分歩けば問題はないわけです。(体重は増加しない)



では私たち女性の多くの人が大好きな、つい食べてしまうデザートのエネルギーをみてみましょう。

【洋菓子】

ショートケーキ(1個95g)  約320kcal
カステラ(1切50g)     約160kcal
アップルパイ(1切125g)  約400kcal
シュークリーム(1個60g)  約160kcal
カスタードプリン(1個140g)約200kcal

【和菓子】

どらやき(1個85g)    約180kcal
もなか(1個55g)     約160kcal
塩せんべい(3枚40g)   約155kcal
大福(1個70g)      約160kcal
たい焼き(1個100g)    約210kcal


現在の体重を健康的に落としたい場合は、間食をしないこと。
そしてもししてしまった場合は、そのカロリーに見合った運動をして消費することです。

生活習慣の注意点

プライベートレッスン動画vol4に登場いただいたWさんの場合は、
10年間で20キロ体重が増えておられます。

よくよく伺うと、

  • 食事が2回(正午前と深夜)
  • 夕食が深夜(夜の12時)を過ぎることがある
  • 間食はあまりしない
  • 自宅でのデスクワークでほとんど運動をしていない

となっています。

Wさんは、間食をほとんどされません。私も一緒に食事をすることがありますが甘いものがそれほど好きではなく口にされません。

間食、それも甘いものがすべての太る原因ではない、ということが良くわかります。

体重増加は食事の内容だけではなく、その人その人の生活習慣が大きくかかわってきます。

キレイに痩せるためには5大栄養素を確保

5大栄養素は、たんぱく質・糖質・脂質・ビタミン・ミネラル
これに栄養素とはいえないが食物繊維も6大として加わることもあります。

この中でカロリーを有するたんぱく質と糖質、脂質は、摂り方にコツがあります。

たんぱく質(たんぱく質の最低量を確保する)

たんぱく質は、内臓器官や筋肉など、身体の活性組織をつくっています。特にお肌のモッチリ感に欠かさないのがこのたんぱく質です。
減量するためは、このたんぱく質を保持しながら、余分な脂肪を減らすことが必要です。
また、たんぱく質は毎日代謝されるため、きちんと供給されないと組織の消耗や萎縮のために全身倦怠感や脱力感を招き、日常生活に支障をきたすことになってしまいます。

最低量を確保するために1日あたり摂取するべきたんぱく質の量は、次のようになります。

標準体重(kg)×1.0~1.2=たんぱく質の1日あたりの摂取必要量(g)
(約4kcal/g)



糖質・脂質については次の章でお話ししますね。


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