食事療法の基本

食事療法の基本

セミナーでリアルに塾生さんにお会いすることが多いですが、ほぼ肥満の方はおられません。
しかし、街を歩くと、明らかな肥満体の女性がいます。
現在、若い人に肥満が減っておりますが、もともと中年太りしやすい40代以上でも塾生さんはベスト体型を保っておられる方が多いと感じます。

お顔のたるみに早くから気づき、それを改善すべき努力する。そういう方は食事に気を配り、運動も取り入れ、美しい体型を維持するためにも努力を惜しまないのだなぁと思います。

ただし、年齢重ねるごとに肥満しやすいのは確か。特に閉経後は女性ホルモンが激減するので月経があった頃より太りやすくなります。

人間の体は食事が作ります。何をどう食べるか?が大切。

肌を作るのも食事。肌の美しさを追求するなら、食事を語らなくて何を語る?というぐらいの重要な位置づけとなります。

肥満にならない生活は、すなわち美肌になれる生活と考えます。
ただし、ただ痩せているのでは、健康体とはいえません。
体が軽くいつも楽しく・・なかなかそうはいかないかもしれないが、今日は適正な体重を保つ食事療法についてお話ししますね。

食事療法の基本的な考え方

肥満とは、摂取エネルギーが消費エネルギーを上回った結果、体内に脂肪が過剰に蓄積された状態であるため、この過剰な体脂肪を消費させることが肥満解消の要点となります。

ただし、肥満は食行動と深く結びついているため、実践的には栄養指導だけで減食を実現することは極めて困難です。そこで近年では行動修正療法と並行する重要性が注目されてきています。

また、運動療法と並行して行うことが必要で、食事療法と運動療法のうち、どちらが欠けても継続的な減量は不可能となります。
よく見られる失敗に、運動をせず極端な食事制限で減量を行うケースがあります。これは食事療法だけではおおむね2~3か月で減量が止まってしまい、そのためにあきらめて食事療法も中断してしまう例です。
さらに、食事制限だけでは筋肉のみが減り、脂肪が減らない場合もあることに注意しなければなりません。

このことから、食事療法の基本は、総エネルギー量を抑えながら必要な栄養素を確保することです。

食事療法の内容

食事療法を実施するにあたって、まず考えなければならないのは、健康に支障をきたさずに体脂肪を減らすことです。

1、摂取エネルギーの設定

過剰な体脂肪をエネルギー消費にまわすためには、摂取エネルギーを消費エネルギーよりも低くする必要があります。
現在適正な体重を保っている方も、摂取エネルギーの方が多い生活を続けると必ず将来に肥満につながるため、特に肥満していない人も気を付けなければなりません。

生命維持や日常生活活動に使われる消費エネルギーは、性別、体格や職業などによっても異なるが、それよりも低い摂取エネルギーに設定します。

2、栄養素の配分

摂取エネルギー全体を抑えるなかで、エネルギーをもつ三大栄養素(たんぱく質、炭水化物、脂質)に関して、それらの働きに応じて適正に配分しなくてはならない。また、エネルギーをもたないビタミンやミネラルの配分も健康を維持するために忘れてはなりません。

3、食習慣の改善

摂取エネルギーをいくら抑えても、体脂肪が蓄積しやすい状態をつくるような正しくない食習慣があると、食事療法の効果は期待できません。これについては、行動療法を併用するのが有効です。


全記事一覧
加藤ひとみが作った『抗シワ試験認定コスメ(無添加)』
加藤ひとみが飲んでいるサプリメント

powered by Quick Homepage Maker 4.78
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional