プラセンタの服用について

ある会員さんからテレビショッピングでお勧めされていた「プラセンタ」について質問がありました。

私は以前は点滴、現在はカプセル剤でプラセンタ療法を続けています。

LAENNEC P.O（ラエンネックP.O）というヒトプラセンタで、クリニックで処方してもらっています。

● プラセンタに関する率直な意見
● プラセンタは点滴が良いかサプリが良いか？ その他
● ホルモンバランスを整える方法は？


ラエンネックの添付文書に詳しい説明がありましたので、こちらでシェアしますね。

※通販などでも多くのプラセンタが出ていますが、危険なものもあるようです。
またクリニックでプラセンタ療法を行う際は、同意書が必要となります。

【添付文書】LAENNEC P.O ラエンネック内服　抗老化複合成分

老化は自然界では不可避のできごとである。この半世紀で、人間の寿命は飛躍的に延びたが、不老長寿は依然として人類に叶わぬ夢のままである。しかしながら、分子生物学・免疫学・遺伝子工学などに代表される科学の弛まぬ進歩は、老化のメカニズムを解明していくことによって、その秘密を徐々にではあるが確実に明らかにしつつある。
今日、「永遠の命」までは不可能としても、私たちは若々しい長寿をエンジョイすることができるようになった、

プラセンタは最も理想的な抗老化物質のライブラリー

胎盤は、１個の受精卵からおよそ10ヶ月感で60～70兆個にまで細胞増殖させ、胎児を形成する臓器である。しかしながら、胎盤自身が卵子から発生しているという事実は、あまり知られていない。即ち、胎盤と胎児と発生学的に同一の起源を有している。胎盤は、胎児細胞の増殖に当たって、その課程において種々の細胞増殖因子（Growth Factors）やサイトカイン（cytokines）を合成し分泌している。従って、胎児細胞の成長に不可欠な細胞増殖因子やサイトカインは、臓器の中では唯一胎盤においてのみ全種同定することができるのである。言い換えれば、胎盤は最も安全かつ肥沃な細胞増殖物質のライブラリー（library）といえる。

細胞増殖因子やサイトカインの欠如が老化を引き起こす

生後も、乳幼児は細胞増殖殷賑やサイトカインを旺盛に産生しているが、これは乳幼児がさらに継続的に成長し続けたり後天的な免疫能を獲得しなければならないからである。しかし、ヒトは成長し年と取ると、このような成長物質の生体にとっての必要性は急激に低下し、同時に体はこれらの物質の合成・分泌を停止する。この生体におけるプロセス全体を称して「老化」と呼ぶ。LAENNEC P.Oは、胎盤から抽出した細胞増殖因子やサイトカインを生体に補充することにより、これらの抗老化物質は、生体内での各細胞系においてそのDNA合成を誘導することになるのである。

何を、どのような技術で抽出しているのか？

ほとんどの細胞増殖因子やサイトカインは、生理学的に不安定である。これらの物質を壊さずに抽出するためには、免疫学や浸透膜/濾過技術に裏打ちされた最新の科学技術と抽出法が要求される。これは弊社が３０余年に渡ってヒト胎盤から医療用医薬品を抽出・製造してきた中で初めて培われたノウ・ハウである。
例えば、胎盤は元来大量のホルモンを含有している。ホルモンは臨床医学で広く応用されている所であるが、これはあくまでも医師の厳格な管理下で行われる。何故ならば、ホルモンの誤用は過剰投与、長期投与などは、強い副作用を誘因することが知られているからである。市販されている商品の中で胎盤を原料としていると称している商品のほとんどが、残念ながらホルモンを除去する技術を要していない。また単純に胎盤を化学的に分解したところで、最終的にアミノ酸やタンパクとなるだけで、これでは胎盤を原料とする必要はなく、単なる肉一片を食べたのと同様の効果しか期待し得ない。


以上です。

カプセル剤は、成人１日２～３カプセルを目安に水で服用します。
必要と感じる場合は、３～６粒に増やせるそうです。

私は寝る前２カプセルを毎晩服用しています。

色んなことの相乗効果だと思いますが、肌の調子はとても良いです。