エストロゲンを服用する経緯

エストロゲン(卵胞ホルモン)を服用し始めた経緯

以前の記事で、エストロゲンが0に近い値になっていると報告しました。
その結果を見て、バイエスト(卵胞ホルモン)を服用するよう指示を受け、飲み始め1か月目に昨日の血液検査となりました。

バイエスト(卵胞ホルモン)を服用し始めた理由

以下は、6月22日(初回処方から2ヵ月目)の血液検査の結果です。

【女性ホルモンの検査結果】

血清FSH(卵胞刺激ホルモン)・・43mlu/ml

  • 目標値 
    • 卵胞期 0,33~1,26
    • 排卵期 3,21~16,60
    • 黄体期 0,41~1,12

E2(エストロゲン)・・<11,7pg/ml

  • 目標値 80~100pg/ml

血清LH(黄体形成ホルモン)・・26,6mlu/ml

  • 目標値 
    • 卵胞期 1,76~10,24
    • 排卵期 2,19~88,33
    • 黄体期 1,13~14,22
    • 閉経期 5,72~64,31

プロゲステロン(黄体ホルモン)・・4,7ng/ml

  • 目標値 8~10ng/ml



これらの結果を見ると、血清FSH(卵胞刺激ホルモン)と血清LH(黄体形成ホルモン)が異常に高値になっていることが分かります。これはプレ更年期の典型的な状態です。
また、プロゲステロン(黄体ホルモン)の値においては、初回検査が0,2ng/mlだったのに対し、この度の結果は4,7ng/mlまで上昇しています。これはプロゲステロンを服用しているからです。

この度の結果で分かったことは、エストロゲンが4か月前より61pg/ml→11,7pg/ml以下と激減していること。
よってバイエスト(卵胞ホルモン)を服用するよう指示が出た、という次第です。



■女性ホルモン分泌のしくみ

女性ホルモンは、脳の視床下部(ししょうかぶ)→下垂体(かすいたい)→卵巣のルートで分泌されています。脳の視床下部が指令を出すと、下垂体はLH(黄体形成(おうたいけいせい)ホルモン)とFSH(卵胞刺激(らんぽうしげき)ホルモン)という2つの性腺刺激(せいせんしげき)ホルモンを分泌します。
これが卵巣に働いてエストロゲンとプロゲステロンが分泌されます。性腺刺激(せいせんしげき)ホルモンのLHとFSHの値を測ることで、脳下垂体や性腺機能の異常がチェックできます。

LH(黄体形成ホルモン)とFSH(卵胞刺激ホルモン)の値がともに低い場合は、視床下部や下垂体機能の低下による月経異常(無月経、無排卵)や不妊症が考えられます。
LHとFSHの値がともに高い場合は、プレ更年期や更年期が考えられます。


私の場合もLHとFSHともに高くなっています。プレ更年期の典型的な結果ですが、プロゲステロンを服用することにより、血清LHは初回検査より若干減少しました。プロゲステロンそのものも服用する前は、0,2以下の値だったので、完全に目標値まではいかなくても、かなり上昇しています。


更年期障害の症状は熱感,のぼせ,心悸亢進,発汗,不眠などを中心とした自律神経失調症状と不安感,抑鬱,恐怖感,疲労感などが中心の精神神経症状の2つに分けられます。
エストロゲン欠乏はいずれの症状にも関与するが,自律神経失調症状の出現との関連性が強く、精神神経症状はホルモンの変化以外にも心理的、環境的要因が強く関与します。

更年期障害の発症機序の詳細はいまだ明確ではないということですが,卵巣機能の低下,すなわち内因性エストロゲン濃度の低下により,negative feedback (ネガティブフィードバック)機構が作動するため,視床下部―下垂体―卵巣系に変化を生じ,視床下部は持続的な機能亢進状態となる.このため、視床下部からは「LH-RH」を、下垂体からはゴナドトロピンの過剰放出を促す。したがって、その機能亢進状態は視床下部に存在する自律神経中枢へも影響を及ぼし,自律神経失調の状態ということです。

しかし、症状の出方は非常に個人差がありますね。
プレミアム会員さんにも50代の方は多いのですが、まったく症状が無い方が結構おられます。
しかし、起き上がれないほど辛い、と訴えられる方も多く、まさに色々のようです。

ちなみにわたくしもまっただ中といえます。
しかし今のところハードな日常の割には結構元気を保っている感じです。
個人差もありますが、むろん治療の効果もあるのではないかと思っています。


昨日おこなった採血の結果は、約1ヶ月後に出るそうです。
卵胞ホルモン(バイエスト)と黄体ホルモン(プロゲステロン)を2つ摂った場合、結果はどう出るのでしょうか?
またご報告しますね。


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