3年目のホルモン検査

3年目のホルモン検査

ホルモン補充療法を始めて3年がたちました。早いものです。
先日聖心美容クリニック(前:聖心美容外科)より「3年目の血液検査の時期ですよ」と電話があり、昨日いってまいりました。

この治療の形態を造ったのはアメリカの会社で、その会社にコンサル料、(これは定期的に支払いが必要)というものが発生します。今回もいくらか請求がありました。
別途血液検査料+薬剤費ですので、通常の婦人科で処方して貰うホルモン治療に比べて体に馴染みやすいナチュラルなホルモンではありますが、長期的にみてかなり高額になるということですね。
ホルモン剤自体も保険がきかないので、興味がある方もそのあたりはしっかりと事前に調べてみた方が良いでしょう。一度始めるとなかなか止めづらいのもありますし、途中から通常の婦人科外来に切り替える、というのも難しいでしょう。

このナチュラルホルモン補充療法は、色々調べてみても通常の病院ではやっていないのです。美容クリニックなどのホルモン科のようなところでしか実施していません。それはなぜかわかりません。合成ホルモン剤に比べてナチュラルの方が体に負担がなく馴染みやすい、ということが分かっているのですから、通常の医療機関でも取り入れるべきではないかと思うのです。しかし、これには色々と大人の事情(製薬会社のからみ)があるようです。
私もこの治療に興味を持った時に、できればちゃんとした(美容クリニック以外の)医療機関でやってもらいたいと思いました。結果、どこもなく、聖心に決めたのですが、保険がきかなくて自費になる、というのはこれは仕方の無いことのようです。

3年間治療を受けてみて、やはり体に全く副作用もなく、その間閉経も経験しましたが、それでも友人からよく聞く、ホットフラッシュなども今のところ一度もありません。40代の体調のまま、生理だけがない、という感じでしょうか。

生理が無くなったことで良いこともありました。それはホルモン治療を受けていることも関係しているかもしれませんが、生理周期による気分の変調、波がなくなりました。生理前には気分が優れなかったり、下腹部の違和感、重さを感じたり、よくしていました。また月経過多な方でしたので、生理中は外出をするのもおっくうでしたし、また貧血気味にもなっていました。
生理が終わると爽快になり気分は回復しますが、排卵期には排卵痛があり、下腹部がパンパンに張る。現在はその症状は消失し、ある意味とても快適な生活を送っていると思います。

ホルモン剤の副作用もありません。とにかくよく言われる更年期的な症状はありません。通常の合成ホルモン剤で治療をすると、動脈硬化やガン、その他の心配があると言われていますので、安心感を持って治療できるのはよいと思います。
ただ、この度の血液検査では腫瘍マーカーの検査が含まれています。ホルモンを補充している以上、ホルモン性のガンになる疑いも視野にいれ、大事を取って検査をするようです。


現在私が補充しているホルモン剤はこちらです。

画像の説明

バイエスト(卵胞ホルモン)   2.5ミリグラム
プロゲステロン(黄体ホルモン) 50ミリグラム
DHEA(ホルモンの前駆物質)   10ミリグラム

DHEA以外は定期的な検査で少しずつ増えていきました。

今回の3年目の検査の結果によっては量が変わるかもしれないそうです。


閉経は女性にとっては大きなできごとです。会員サイトで情報を出し始めたころ、私は生理の不順が始まりかけた頃でした。しかしこうやって数ヶ月に1回おきになり、そして丸1年生理がないことで、「閉経」とされることを経験した。これは女にとってなんというか一つの大きな節目ですね。その節目を会員さんにご報告できる機会に恵まれ、その様子を赤裸々に見て頂けることは良かったと思っています。

血液検査の結果については、またご報告しますね。


全記事一覧
加藤ひとみが作った『抗シワ試験認定コスメ(無添加)』
加藤ひとみが飲んでいるサプリメント

powered by Quick Homepage Maker 4.78
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional