肌のSOSの対処法

肌がSOSを発しているときの対処法

吹き出物が突然出たり、急に顔に痒みが出て赤くなったり・・

明らかにいつもと違う状態になり戸惑った経験は誰でもあると思います。
そんな時はどうしていますか?

とりあえずいつもと同じお手入れをする、そういう人もいるでしょう。

しかし、数日しても治まらないとき、すぐに肌状態を良くする方法があります。

それは

「洗顔後なにもつけない」

できればお肌が悲鳴を上げているときは、不要な外出を避け、
「家に一日籠る日」にします。
できるだけ早く肌を休める日を設定します。

トラブルが出て最初の2~4日が勝負です。
この時に間違った手入れをすると、症状を悪化させ長引かせ、治りにくくなったり慢性化してしまうことになります。

トラブル~吹き出物、大人ニキビ

大人ニキビ、吹き出物です。
精神的なストレスや、ホルモンのアンバランスで生じます。

とはいえ、毛穴のつまりが原因ですので、とにかく洗顔後に何もつけないのが一番です。
よく慌てて殺菌剤入りの洗顔料で洗う人もいますが、これはもっとも肌を刺激し悪化させる原因となります。

急に吹き出物がたくさんできる時というのは、色んな原因で皮脂分泌が一時的に活発になり毛穴が詰まりやすくなっています。それと同時に肌がデリケートに傾いており、自浄力が落ちて菌(悪玉)が繁殖しやすくなった状態です。

こんなときは肌をとにかく清潔に。洗顔後に何もつけないことがもっとも有効です。朝洗顔して清潔なタオルで水分を拭き取ったら、あとは何もつけない。夜の洗顔後は化粧水のみにします。
翌朝落ち着いていたら普通のお手入れをします。

明らかに吹き出物の大きさが小さくなったり、枯れていたりするのが洗顔時の肌の手触りで分かるでしょう。

トラブル~急に肌が乾燥したとき

乾燥して顔が痛い!
そんな時は、ケミカル断ちがきちんとできているか確認してください。

『無添加』と書いてあるから肌バリアを壊さない化粧品、と安心していませんか?

無添加という言葉はメーカー次第でいくらでもつけられますし、何を持って無添加かというのは定まっていません。

合成界面活性剤、合成ポリマー、これらの成分が配合されていないか成分表示をチェックしてください。
※合成界面活性剤は用途により肌バリアへの影響が異なります。
肌バリアを壊さない手入れをご参照ください

肌バリアが正常化すれば、よほどのことが無い限り(脂漏性皮膚炎などでない限り)肌が痛いほど乾燥する、ということはなくなるはずです。

トラブル~肌が赤くなり痒みがある

洗顔後、なにもつけない状態を丸1日半続けても、痒みや赤みが治まらないときは、皮膚科を受診しましょう。脂漏性皮膚炎の可能性があります。

脂漏性皮膚炎は自分自身が分泌する皮脂にかぶれている状態です。またオイル分の含まれる化粧品を一切使えません。ビタミンC入りの化粧水が有効ですが、きちんと診断を仰ぐことが先決です。



どのトラブルもやってはならないことは、「化粧品が合わなくなった」と勝手に判断して、化粧品カウンターなどで相談しお手入れ品をそっくり変えてしまうこと。

乾燥の場合、一時的に治まることはありますが(肌バリアを壊して水を与えるので)結果的に乾燥肌を悪化させることになります。

トラブルが起こったら、たいていの場合、2日程度洗顔後に何もつけず、(もちろん日焼け止めやファンデもNG)肌を素のままにしてあげると元の健康な状態に戻ります。

肌の自然治癒力に勝るものはありません。肌を刺激せずそっとしてあげる(普段使っている化粧品さえ刺激になります)のが最も有効です。


なお、以前、「肌断食」なるものが流行りました。
1週間に1回程度、洗顔後何もつけない日を作る、というものです。

これに関しての私の見解は、効果なし、もしくは肌の調子をかえって悪くする。

”肌に何もつけない”を実行するのは、あくまで肌がSOSを発しているときのみに限定するのがベストでしょう。


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