エストロゲン値の変化

エストロゲン値の変化

以前、ナチュラルホルモン治療開始から丸1年という記事を書きましたが、その後食欲に関しては落ち着きました。

初めてクリニックに訪れ、ホルモン検査をしたのが平成24年2月6日。
その数値をみて3月よりナチュラルホルモンの投薬を開始、体に合う量を模索してきました。
その後安定していたのですが、1年目の25年3月28日の検査結果で、エストロゲン値が激減。エストロゲンであるバイエストの投薬量を増やし、今にいたります。

ご存じのように、エストロゲンは女性の肌や髪にみずみずしさやツヤを与える大切なものです。特にお肌のコラーゲンを生み出すために必要な性ホルモンです。

この大切なホルモン値がどの程度激減したか。検査の結果がどのように推移したのか?数値をみてみましょう。それと同時に私の体の変化はどうだったか?私に何があったのか?もお話します。


画像の説明

エストロゲン値(E2)の推移

  • 24年2月6日(治療前) 
    61 pg/ml

E2とは、エストロゲン値のことです。
治療前の検査では、40代のエストロゲンの目標値、80~100pg/mlに及ばないものの、まずまずの数値とのことで投薬の指示は出ませんでした。
この当時、生理は正常でした。
3月からの投薬は
DHEA、プロゲステロンのみで、エストロゲンの補充はなし。

  • 24年6月22日(投薬3ヶ月目)
    11.7 pg/ml

エストロゲン値が減っています。いよいよ閉経の準備?に入ったようです。確かに生理が不順になってきました。
この結果を見て、エストロゲン剤(バイエスト)を補充することが決まりました。
朝のみ1.5mgのカプセルを朝1回服用です。

  • 24年9月27日(投薬6ヶ月目)
    84.9 pg/ml

エストロゲンの補充効果が出て、50代女性の目標値50~80pg/mlを達成しました。
数値はよくなったものの、生理の不順は続いています。

  • 25年3月28日(投薬1年目)
    22.6 pg/ml

投薬の開始をしてから数値が安定していたものの、1年目の検査で、突然数値が激減しました。
この数値は、検査前より悪い数値です。

投薬を開始したのが49歳の時。3回目の検査のすぐあとに50代に突入しました。その頃から生理があきらかにおかしくなりました。以前にも書きましたが、生理が3ヶ月こなかったり1ヶ月に3回来たり。量も増えたり減ったり。そして今年の1月の半ばに最後の月経があり、その後、まだきていません。
その時期に合わせたような数値の下降。

先生いわく、体のエストロゲン分泌量が減っているので、補充していても足りていない、とのこと。
そこで1.5から2mgの増量となったわけです。

エストロゲン量を増やしてその後エストロゲン値はどう変わったか?をみるため、来月末に検査に行きます。


ナチュラルホルモン補充療法は、このように数値を定期的に計りながら体にぴったりの量をその都度微調整します。
なかなかめんどくさいのではありますが、自分の体のホルモン量を計っていると、なぜか安心感があります。

この治療を受けるまでは、ホルモン量など計ったことがなかったので、(甲状腺ホルモン以外は)、自分のホルモン値、特に性ホルモンがどうなっているのか分かっていませんでした。
しかし、エストロゲン値やプロゲステロン値を計ることで、閉経に対する心構えのようなものが出来たように思います。
この数値なら、閉経してもおかしくないな?とか。

逆に、更年期であるのに、体調が良い、これはありがたい、感謝の気持ちすら感じます。

確かに、エストロゲン量を増やしてからはさらに体調が良いです。多忙にかかわらず頑張りがききます。


更年期障害の症状は多岐にわたりますが、軽い方でもなんとなくやる気がしない、疲れやすい、というのは出てきます。エストロゲンが減るとそうなるのです。完全に閉経して数年たち、そのホルモン量に体が慣れてしまえば、どうってことは無いらしいのですが、40代後半になると否が応でもエストロゲン値は減少しますので、なんらかの形で自覚があるものです。

ナチュラルホルモン療法は選択肢の一つにしても良いのではないでしょうか?


前回話した「ガンの可能性」、皆さんはここが一番怖いのではないでしょうか?
子宮ガンや乳ガンになる女性は多いですが、その中でホルモンを補充していた人の発病率はどれくらいなのか?
これに関しては、HRT(通常の合成ホルモン補充療法)の結果しか出ていないのが現状です。
クリニック等でしか受けられない(通常の病院では実施していない)治療であるだけに、統計が取りにくいのでしょう。
しかし、こちらのナチュラルホルモン補充療法ガイドというHPには「副作用の心配はない」と言い切っています。

実際のところはどうなのか?副作用はあるのかないのか?
これを私自身の体で確かめるにはまだ時間がかかりますが、今しばらくは続けて変化をその都度ご報告してまいりますね。


閉経、その前後の更年期は、生きている以上必ずきます。更年期に色んな不快な症状がでることを更年期障害といいます。症状のあるなし、また強さは人それぞれですが、女性ならすべての人に訪れるものです。
この期間をどのように過ごすか?そして何かしらの治療をするかどうか?治療ではなく、ハーブなどを上手に利用してこの時期をやり過ごす、というのも一つの方法です。最近では漢方薬も見直されています。

●ホルモンバランスを整える
●ホルモンバランスを整える方法は?

いずれにしても、ご自分なりの方法を、閉経前に見つけておくことは良いことですね。


私の体のホルモン値や現在の生理の状態など体の変化、自覚症状などは、通常の女磨き塾ブログには絶対書けないことです。いわば自分の体の中をさらけ出している状態ですからね。一応女性なので本当は恥ずかしい(笑)
しかし、自分が受けて初めて分かることもあります。実施しているクリニックのHPには基本的に良いことしか書きませんからね。やはり実験そして検証することが、その治療のことを分かる一番の近道です。

必ずすべての女性が通る道ですので、お役に立てることを願っています。

会員さんには閉経前の方、すでに閉経を迎えた方もおられると思いますが、皆さんの参考になれば嬉しいです。


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