細胞を大切にする

細胞を大切にする

生物学的年齢・・・バイオロジカルエイジ

細胞を大切にする


バイオロジカルエイジとは体の機能や健康状態からみた年齢のこと。人によってかなりの違いがあります。つまり変えることができる年齢、ということです。

最先端の研究と臨床現場で得られた情報を巧みに日常生活に取り入れることによって、現代医学で実現可能な最善の健康術を実践することが可能になります。

最近の研究では、100歳以上の長寿者には副腎から産生されるデヒドロエピアンドロステロン(DHEA)というアンチエイジング・ホルモンが高値であることが証明されました。

ホルモン・免疫系などの生体機能の低下を防ぐためには、睡眠、食事、運動などの生活習慣を身につけることが大切です。そのことにより、若さを保つ5つの法則の体本来の能力を十分引き出すことができるのです。


また成長ホルモンというホルモンは私たちの体を若々しく保つには不可欠なアンチエイジング・ホルモンと考えられますが、これらは適切な運動、睡眠、食事を組み合わせることによって、私たち自身の体内でたくさん作り出すことができます。

良質な睡眠を促し、強力な抗酸化作用・免疫力増加作用をもつメラトニンというホルモンも、生活習慣をちょっと工夫することによって、体内での産生量を増やすことができるアンチエイジング・ホルモンです。睡眠ホルモンにはさまざまなアンチエイジング作用があることが分かってきました。

人体は基本単位の細胞60兆個、200種類以上で構成され、それぞれの細胞が独自の機能を果たしています。

多くの細胞は数カ月から2年の寿命で、その後は分裂してまた新しい細胞に生まれ変わります。ところが、細胞というのは、生まれ変わるごとに少しずつ機能が衰えるのです。また、加齢とともに細胞内外から何らかの傷害を受け、分裂して生まれ変われなくなる細胞も増加していきます。

そのほか、心臓の心筋細胞や脳の神経細胞のように、いったん成長するとずっと生まれ変わることがない細胞もありますが、それらの細胞も加齢とともに少しずつ細胞内外から傷害を受け、次第に衰え、数が減少していきます。

こうして加齢に伴って細胞が本来の機能を果たせなくなったり、自然に死滅したりしてしまうのが細胞レベルの老化です。細胞が老化すると、結果的に体全体の老化現象につながっていくのです。


細胞を大切にする


老化には、自然現象である生理的老化と病的老化があります。

生理的老化は現代医学では食い止めることはできません。一方、病的老化は種々の病気の原因となる病的因子が、さまざまな老化のメカニズムを加速させ、その結果もたらされる老化です。

生理的老化以上に細胞の老化が早まり、老化が老化を呼び、老化を加速させる、という悪循環に陥ります。病的老化は外見的にも人をかなり老け込ませます。しかし、病的老化は病的因子を取り除くことによって現代医学でそれなりにコントロール可能なのです。

老化のカギを握るのはミトコンドリア、活性酸素、ホルモン、免疫


老化原因から考えて、今すぐ私たちができること


 1. ミトコンドリアを大切にする
 2. 活性酸素で細胞が酸化されることを防ぐ
 3. ホルモン・免疫系などの生体機能の低下を防ぐ

ミトコンドリアと活性酸素の関係

ミトコンドリアを大切にするということは、全身の細胞に思いをはせて、細胞に過剰な負荷をかけない生活習慣を実践するということ。カロリー摂取量を減らすことにより、ミトコンドリアが強化され、加齢とともに発生しうる病気を避けることができる、という研究結果もあります。

また、活性酸素で細胞が酸化されることを防ぐためには、体内に発生する活性酸素と戦うために体に良いもの(抗酸化物質)を食事やサプリメントという形で体内に取り入れることが大切です。

さらに、体に悪いもの(フリーラジカルやその発生要因)をできる限り体内に入れず、入ってしまったら体内から追い出す。つまり若さを保つ5つの法則の良いものを体内に取り入れ、悪いものは体内に入れないことと体内の悪いものを消し去る、あるいは体外に追い出すことを意味します。

ミトコンドリアとは、人や動物のすべての細胞の中でエネルギーを作り出す、とても重要な細胞内小器官です。いってみれば、細胞内のエネルギー製造所です。このミトコンドリアからは自然の営みの中で活性酸素が発生します。

過激な運動を続けたり、過食を続けたりすることは、大量のエネルギーを必要とするため、ミトコンドリアをフルに稼働させることになってしまいます。その分、同時に大量の活性酸素も産出され、体を老化する方向に向かわせてしまうわけです。
細胞内外での酸化は細胞の機能を損なうことになり、それが積み重なると老化をもたらします。


細胞を大切にする

ホルモンは体の営みに不可欠な物質であり、若さを保つ点でも鍵を握る物質です。

加齢に伴って、アンチエイジング・ホルモンだけでなく、色々なホルモンの産生が減少していきます。このため、ホルモンのバランスが崩れて数々の機能が損なわれることになり、老化を引き起こすきっかけとなります。

一方で、ホルモン産生は私たちの生活の内容(睡眠、食事、運動など)に大きな影響を受けます。つまり、私たちの体が本来持つ機能を最大限に引き出す生活を実践すれば、若さを保つのに必要なアンチエイジング・ホルモンは体内でたっぷりつくられ、毎日を健康的に若々しく生きられるようになるのです。



全記事一覧
加藤ひとみが作った『抗シワ試験認定コスメ(無添加)』
加藤ひとみが飲んでいるサプリメント

powered by Quick Homepage Maker 4.78
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional