ホルモン増量後の検査結果

ホルモン増量後の検査結果

卵胞ホルモン(エストロゲン)の値が安定しません。

更年期に入ると、卵胞ホルモン(エストロゲン)の分泌量が激減し、減ったぶんを補おうとして卵胞刺激ホルモン(血清FSH)の値が上昇します。
この血清FSHが更年期様症状を引き起こしていきます。急に減った卵胞ホルモンに体が慌てて、分泌させようと一生懸命になるのですね。これがホットフラッシュなど女性特有の症状の引き金となります。

私がナチュラルホルモン療法で最初に処方されたのは、DHEA10mg、プロゲステロン50mgでした。DHEA値とプロゲステロン値は1度で理想の値まで持って行くことができました。しかし2回目の検査でエストロゲン値が激減していることが判明。よってエストロゲン(バイエスト)1,5mgの投与も決定。投与後すぐに理想値まで上昇しました。

しかし、6ヶ月目で急下降。その後、閉経と思えるような無月経期間が5ヶ月あり、2,0mgに増量してもなかなか思うようにエストロゲン値は上昇しません。

閉経によるエストロゲンの減少に、ホルモン剤の投薬が追いついていない感じです。


画像の説明

ホルモン値の変化をグラフで表している


そして先日の診察で、2,5mgに増量の指示がでました。


画像の説明

バイエストは一年半の間に1,5mg→2,0mg→2,5mgと増量された


今回も増量したものを1ヶ月飲んで、再度血液検査をすることになりました。


ここで、卵胞ホルモン値と投薬量の変化をまとめてみます。

  • 平成24年2月(治療前)
    卵胞ホルモン値 61mg
  • 平成24年6月 
    卵胞ホルモン値 11,7mg

この値を見て、バイエスト1,5mgの投与開始が決定

  • 平成24年9月 
    卵胞ホルモン値 84,9mg ほぼ理想値まで上昇
  • 平成25年3月 
    卵胞ホルモン値 22,6mg 半月後になぜか激減

この値を見て、バイエスト2,0mgに増量

  • 平成25年7月 
    卵胞ホルモン値 30,7mg

この値を見て、バイエスト2,5mgに増量

これを見ると、一時は治療の効果が出ても同じ量では良い数値を維持するのが難しいことが分かります。それだけ体の分泌量が減っているということでしょう。

閉経とはこういうものなのだ!と改めて実感。
50歳でエストロゲン値が激減しました。

周りの友人たちから「50歳になると本当に違うよ。40代はなんだかんだいってもまだ若い」「体から水分が出ていくような枯れるような感じがする」「ホルモンがどれだけ女性をみずみずしく保っていたか、閉経して初めて分かった」など聞いていましたが、これほどまでハッキリ数値に現れたのを見ると、本当にホルモンが無くなっていくのだな、と。薬剤を持ってしても、体が自然に分泌するホルモン量になるまで近づけるのは、なかなか難しいと。

女性ホルモンのすごさを改めて知ることができました。

当たり前のように過ごしていた20代~50歳までの時期。今ももちろん女性であることには変わりませんが、それでもナチュラルとはいえ、人工的に外から補うホルモンと自然に体が分泌するホルモンがかなうわけがありません。

現在ホルモンを補充しているわけですが、先日スタッフの方に「この治療を受けている方はいつまで治療を続けておられるのでしょうか?」と聞いてみました。

あくまで治療ですから、いつかは終わらせなければいけない日が来ます。今はよくても、永遠にホルモンの投与を続けるわけにはいかないでしょう。しかし問題はやめる時期です。

人間はみんな老化します。80歳になっても女性ホルモンを投与し続ける、というのは、いくらナチュラルホルモン療法とはいえ、問題があるでしょうし、なにより不自然です。

これについて
「そうですね、少しずつ減量していき最終的にやめるパターンが多いです」と。
まだ始まって間もない治療法ですので、年数がたった人の症例がまだないのでしょう。いつまでとはハッキリと答えられませんでした。

そうですね、いつやめるかです。
私は現在ハードな生活をしているので、ホルモン投与で元気でいられることはなにより助かります。更年期真っ只中の今、さまざまな自覚症状から解放されているのは本当にありがたいです。意欲や気力は十分あります。

やめ際・・・これを意識しながら今後も治療を続けたいと思います。


2,5mgに投与して、果たしてどれくらい値が上昇するのでしょうか?あまり多量の投与は避けたいです。このくらいの数値でもういいよ、という加減?を考えないといけないのでしょうね。


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