乳がん患者が増えているようです

乳がん患者が増えているようです

私は以前、総合病院でがんの手術の専門医としてキャリアを積み、その後内科外科のクリニックを設立した医師の医療事務担当(診療報酬請求)として働いた経験がありますが、そのクリニックには先生が手がけた(がんの手術をした)たくさんの患者さんが、その後の診察、定期検査に通院されていました。

その中で感じたのが、若い乳がん患者さんの再発が非常に多い、ということです。

乳がんは早期発見のしやすいがんです。
しかし、一度がんにかかると、転移、再発しやすいがんの一つでもあります。
私の義理の姉も40代で乳がんを患い、手術をしたものの、数年後、肺に転移していることが分かりました。乳がんは病巣が脇の下のリンパ節に近いこともあり、取り除いたようでもすでにリンパ節から進入している可能性があります。

義姉の場合、乳首から膿みが出て乳房が変形したことで乳がんに気づいたのですが、この症状はかなりすすんだ状態のようです。

私たちの年代は忙しい日常の中、家族のことには敏感になれても、自分の胸の状態を観察することはめったに無いですが、危険があることを心に留め心がけるだけで、結果、救われることもあるのです。

この記事を読まれた会員さんで、まだマンモグラフィー検査を受けられていない方は、ぜひ一度、検査をして頂きたく思います。

とにかく早期発見が一番です!

私は過去2回、マンモを受けました。本当に恥ずかしい検査ではありますが、命には替えられないと思います。

検査で浴びる放射能うんぬんの問題も取りだたされてはいますが、触診よりはるかに小さいがんを早期発見できる検査です。

私たちは乳がんの好発年齢です。定期的な触診と2年に1回のマンモをぜひ実施してくださいね。



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乳がん予防に肥満対策を

【読売プレミアムより】

日赤和歌山医療センターから講師を招き、市民に最新の医療情報を伝える「日赤読売健康講座」(大阪よみうり文化センター主催、読売新聞大阪本社後援)が21日、読売新聞和歌山支局(和歌山市雑賀屋町東ノ丁)で開かれた。同医療センター乳腺外科の芳林浩史副部長が乳がんをテーマに講演し、約70人が聴き入った。

 芳林副部長は、国内で毎年4万人以上の女性が乳がんにかかるとされていることを紹介し、▽初産年齢が高い(30歳以上、未産含む)▽初潮が早い(11歳以下)▽閉経が遅い(55歳以上)――などにあてはまる女性は特に注意するよう呼びかけた。

 閉経後の女性はBMI(体格指数)が高い人ほど乳がんになるリスクが高いとするデータも示し、「肥満には気をつけてほしい」と訴えた。

 また、乳がんの再発防止のため、適度な有酸素運動を習慣づけ、飲酒を控えめにし、禁煙を心がけることが大切だと指摘した上で、「それまでの生活を極端に変える必要はなく、できることから積み重ね、笑いのある生活にしてほしい」と話した。

 5年ほど前に乳がんの手術を受けたという和歌山市の主婦(83)は「前向きに過ごすことが大事なんだとわかりました」と話していた。


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