顔に貼るテープは危険
顔に貼るテープは危険
顔に悩みが出てくると、鏡の前で思わず「こうなったら若返るのに」とやりがちになる。
しかし、ここで注意して欲しいのが、「引っ張るテープ」。
最近雑誌の付録なんかについてくることも多いので、手軽に試してしまう人もいるでしょう。
目じりからこめかみ、髪の毛に隠して貼る目立たないテープで、実際にそれを使うとあら不思議、顔が上がっている。
これはすごい!と思って使い始めたら最後、中毒のようになってしまうでしょう。これがないと外に出られない、ということになるのです。
なぜかというと、テープを取ったとき(通常の顔)と相当差が出来てしまうから。
たるみ引き上げテープの一例
テープで一時的に若返るのはまだ良い。怖いのは、それを繰り返すことにより、皮膚が伸びて以前よりたるんでしまうこと。たるんだらより強い力で前よりしっかりと多く引き上げる必要がある。
そしてまた皮膚が伸びる・・・というのを繰り返して結果、どうしようもなくたるんだ顔に悩むようになってしまうのです。
一部分だけ引き上げるので、変なたるみ方をする。通常の老化によるたるみではないので、明らかにおかしいたるみ方。
この事実を知って、決してこのようなものに手を出さないようにしてください。
たるんだらどうするか?
人工的に引っ張ってたるませたものは、フェイスリストで皮膚を取り除くしか方法はありません。
トレーニングでなんとかならないか?ということですが、自然の老化なら十分ひき上がりますが、皮膚をポイント的に伸ばしてしまった場合は、改善が難しいと思います。
実際にそのような人は今までレッスンに来ていませんが。
レッスンに来て下さる方は、自力で本当にたるみを引き上げたい方がほとんどですので、一時的に顔を若くするようなものには気持ちがいかないのもあると思います。また厚化粧の方もほぼおられません。
ナチュラルでありながら若々しいお顔を望まれている方が多いのが、レッスンに来られる方、またブログ読者さんやプレミアム会員さんに共通するように思います。
ですので、私がここで警告するまでもなく、きっとそのようなものを使う人もいないとは思いますが、万一皮膚が伸びた・・・ということになっては大変なので申し上げております。
あとはキャスターの三雲さんの、頭皮を引き上げるバンド。
彼女は大好きな方なのですが、いつも同じようにテレビ出演のときは顔を上げておられます。
きっとご本人が考案されたリフトバンドだと思いますが、こめかみから後頭部をキュッと留めるタイプのものですね。
こちらも、さっきのテープと同様、同じように皮膚をむりやり引き上げて目じりを上げる、顔を上げる理屈です。ですので、同様に継続使用で皮膚がたるむ恐れがあります。
というか確実にたるみます。
たるみを促進するためにわざわざそのようなものを使うことはないです。
以前エドはるみさんのウエディングメイク特集で、ある有名なメイクアップアーティストさんが目じりにテープを貼って引き上げておられましたが、一時的なイベントや撮影の場合は問題はないとは思います。
注意すべきは「毎回使う」ということです。
バンドの一例
これと同じでアイプチなど目を二重に折り込む化粧品。これも注意が必要です。まぶたを無理に貼り合わせ二重にします。当然、その部分の皮膚に負担がかかり、結果的に伸びてきます。
繰り返すうちに二重にしないともっとまぶたが重くなる、だからまた折り込む、ということに、なりこちらも悪循環に陥る可能性大!
それと同じで二重作成のテープ。こちらもわざわざ皮膚をテープで折るものです。ですので折られた部分がやはり伸びてきます。
どんどんまぶたがたるんで眠たそうな目になります。
結果二重まぶたの手術(たるみ取りと同時に2重術)をせざるをえなくなってしまうのですね。
とはいっても最近はプチ整形といって縫合だけで簡単に2重にする方法が主流のようです。なにがなんでもアイプチ!という若い女性は減ったようですね。
高校生、早ければ中学生くらいでも親が美容外科に連れていって手術、なんて普通にあるようです。
これをどうこうはいいませんが(目元に自信がつくだけで暗かった性格が明るくなった、というのはごまんとあることです)、
問題は、老けたことを悩んでテープやバンドに頼ること、一時的な若返りに走ってしまこと。
結果的にもっとたるみに苦しむことになるので、このような「簡単にひき上がる」系のテープ等はくれぐれも注意する必要がありますね。
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