ナチュラルホルモン補充 約2年経過

• 今までの経過 → 更年期を吹き飛ばせ！

平成24年2月6日に初めて血液検査をし、大量に処方されたお薬の中で体質に合わないテストステロン（男性ホルモン）サイロイドコンパウンド（甲状腺ホルモン）を排除し、
その後はDHEA,バイエスト（女性ホルモン）、プロゲステロンのみの処方を約2年間続けてまいりました。

その間、6回血液検査をしておりますが、数値の調整に最も苦労したのがエストラジオール（卵胞ホルモン）でした。
この値は高すぎても低すぎてもよくなくて、プロゲステロン（黄体ホルモン）とのバランスが大切なのだそうです。

私の場合、エストラジオール値は

61→ 11,7→ 84,9→ 22,6→ 30,7 →　56,6 （pg/ml）

プロゲステロン値は

0,2 →4,7 →6,3→ 6,4 →5,8 →9,2 （ng/ml)

と推移しています。





エストラジオール値の変動は、丁度閉経をはさんだことによるものです。
それに併せて、バイエストの摂取量を
1,5mgから 2,0mg 、2,5mgへと増やしてきました。

現在の値は、56,6pg/mlなのですが、この値が最も良いと言われました。
ようやく安定してきた感があります。

ありがたいことに、通常よくいわれる閉経期における不定愁訴たるものが全くありません。

今回の血液検査は六本木にある聖心東京院で行い、
血液検査の結果も東京院のホルモン外来専門の医師に伺いました。

40代くらいの女医さんだったのですが、この先生の説明がチョー分かりやすかったです。
今まで梅田の大阪院にずっとかかっていたのですが、このとき担当してくれていたのが、院長の寺町先生。

しかし、寺町先生は一応ホルモン外来担当のようなのですが、今一つよく分かっておられないようで、説明も文書を読み上げるだけ、みたいな感じでした。
つっこんで聞きたいことがあっても、なんだか聞けない雰囲気がありました。あまりご存じではない感じありありでしたから。
男性だというのもあると思うのですが、やはり婦人科の医師とは違いますね。
寺町先生は「手術においてのデザインがうまい」(ネット上での評価）のようです。ザックリ系において手腕が認められているようです(笑）

一方、東京の先生は、（佐々木先生）とてもよく勉強をしておられ、私も安心して色々と伺うことができました。今後はこちらにお世話になろうと思っています。


以下は先生に質問した内容と回答です。

質問
この治療はどれくらいの期間受けられるのでしょうか？

回答
55歳くらいまでが一般的です。
閉経をはさんで、本来ならもっとも辛い時期をホルモンを補うことで乗り切ります。
55歳まで治療頂くと、あとはゆるやかに止めても不定愁訴などは出にくいと言われています。

質問
もし60歳まで続けると、ガンなど体に悪い影響はあるのでしょうか？よくホルモンを外部から与えると、生殖器関係のガンになりやすいと聞きますが。

回答
加藤さんの場合は、閉経によるホルモンアンバランスが始まる少し前から治療を開始されましたから、そういう方は、60歳まで治療を続けても問題はありません。
しかし完全に閉経して5年程度たって初めて治療をした場合、体に負担があり有害となることも報告されています。

ふぇ～～～～～～！！！！

これは目からウロコの耳ダンボ情報だ。

ホルモン補充療法は基本的に閉経のちょっと前、
あれ？きちっと来ていた生理がちょっと飛ぶようになったな、とか
生理の量がやけに減ってきたな？とか
生理はまだ順調に来ているけれど、最近疲れやすいし元気が出ない、いよいよ更年期障害か？

というような、「もしかして」段階で始めるのがベストとのこと。

これは大阪院でも教えてもらってないぞ。

こういう大事なことはやはりきちんと言って欲しい情報です。

会員さんにシェア出来る貴重なお話なのです。
現場でしか分からない、治療をしていなければ分からない大事な情報。
もしナチュラルホルモン補充療法を考えている方は、コレチェックしておいてください。

※初めてこの記事を読まれる方は、治療前から書いている記事をご覧下さい。治療の流れが分かると思います。↓

• 今までの経過 → 更年期を吹き飛ばせ！

完全に閉経してから始めた場合、長期のホルモン補充は体に負担がかかることがある。

閉経前の「ちょっとおかしいかな？」くらいで始めると、ホルモン補充療法は10年またはそれ以上続けても問題はない。

これ重要です。

完全に閉経して、体の調子が良い方は大丈夫です。特にホルモンを補充する必要はありません。

しかし閉経後5年たっても体調がすぐれない方は、ホルモン補充療法である程度は体調がよくなるのですが、長期に治療を受けることは避けた方が良い、ということですね。

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