ホルモン値は確実に下がっています(続き)
ホルモン値は確実に下がっています(続き)
- 今までの経過 → 更年期を吹き飛ばせ!
昨日の記事は少し諦めムードというか、体内のホルモン変化は、きちんとプログラミングした道を歩んでいることを理解したことを綴りました。
●昨日の記事
ホルモン値は確実に下がっています
正直いって、更年期の時期を辛くもなく体調良く過ごせればそれで良いのです。
毎月当たり前のように来ていた月経が、無くなるだけでも体はとても楽なのです。
元々血液の量もそれほど多くなかったので、貧血が改善しただけでもとても快適です。
長期旅行のときも準備するものが一つ減るだけでも楽。
更年期の時期に怖がられているのが、不調です。
精神的、肉体的な不具合。やる気が出ない、夜寝られない、ホットフラッシュ、ドキドキする、肩が凝る、頭痛、疲れやすい・・・など人により強くでることがあります。
芸能人でいえば、木の実ナナさん、森昌子さん、アグネスチャンは、更年期障害で鬱っぽくなった、大きく体調を崩したことを告白されました。
夫が趣味でやっていることの関係で、アグネスチャンの講演を聴く機会があったそうです。その中で、更年期の話や子宮のことなど、はっきり語られていてビックリした、と言っていました。
さて、私自身ナチュラルホルモン療法を始めて3年が過ぎました。
先日3年目の検査がありましたが、昨日お伝えしましたとおり数値が大きく下降していました。
補充するホルモンは増えているのに、数値はどんどん下がっています。
東京の聖心美容外科で治療を受けていますが、これは元々のホルモン量が閉経後に大きく減っているからだそうです。
理想値まで補いきれなくなっているということでした。
そこで、補充のホルモン量を全体的に増やす提案がありました。
(現在3種類補充しています)
私が心配なのは、女性ホルモン依存性ガンの発症率です。
その件をホルモン外来担当医に聞いたところ、閉経前から補充をしている場合は、ガンの危険性はあまりなく、完全に閉経して5年以降に女性ホルモンを補充した場合は、発ガン率が高まる、というデータがある、ということでそれほど心配はいらないということでした。
基本的にこの補充療法はいつまでも続けるものではありません。
ホルモンが少ない状態に体を慣らすまでのもの、と考えます。
しかし、医師によると、ホルモンを補充していると肌のハリツヤは変わってくる、ということです。
そりゃ、エストロゲンは肌のハリに大きく関係していますから、当然といえば当然ですね。
●DHEA基準値
51~60歳 8~188
●エストラジオール(E2) 基準値
閉経後 32,2以下
●プロゲステロン 基準値
閉経女性 0,9以下
検査結果の数値の載った報告書を前回手違いで貰っていないため、今度受け取りにいきますが、
医師から診断結果について聞いたところによると、上記すべてのホルモン補充量を増やす方が良い、とアメリカのコンサルから連絡があったようです。
最終的にはアメリカの機関で診断します。(コンサルフィーが定期的に発生します)
こちらの記事が初めての方は、このあたりの詳しいいきさつについては、
- 今までの経過 → 更年期を吹き飛ばせ!
をお読み頂ければと思います。
結果、
DHEA 10ミリグラム→15ミリグラム
バイエスト(エストロゲン) 3,0ミリグラム→3,5ミリグラム
プロゲステロン 50ミリグラム→100ミリグラム
に増量となりました。
ホルモン値は下がっている、とはいうものの、体調面、また肌の調子等はなにも変わりません。自分では自覚症状等はありません。
ただ、先日お話した糖質制限で大きく体調を崩してしまいました。これは極端な糖質を制限したせいで、ホルモン値の減少とは関係なないと思います。
あまりにもホルモン値が低くなると、体の方が、もっとホルモンを出せ!と性腺刺激ホルモンを出してしまうので、これらがいらいらなどの不調の元となります。
ですので、低いホルモン値をそのままにせず、ある程度の値を維持していた方があとあと良いようです。
追記:その後
この記事を書いた後、数年ホルモン療法を続けて、結局中止しました。
理由は、不正出血が次第に増えていたことです。
ホルモン剤で子宮内膜が厚くなり、定期的に出血します。
これはホルモン剤の量である程度調節できるようですが、私の場合は結構頻繁にありました。
年齢的にも子宮がんのリスクは高くなっているので、不正出血があると、ホルモン療法によるものか、子宮がんによるものか区別がつきません。
理由は他にもあります。
このまま60代、70代になっても続けるものではないと思ったからです。
やはりどこかで、区切りをつけねばならない。
止めた後ですが、もっとも怖かったのは、急に外見が老けるとかそのような心配よりも、メンタル面に強く出たら怖いなと。
今まで続けていたものを急にやめるのです。
急にホルモンが体に足りなくなったら・・・もちろん徐々にやめていくにしても、鬱っぽくなりはしまいか?仕事がらメンタル調整がとても重要なのでそのあたり危惧しました。
結果的にメンタル面に不調が出たり、外見が急に老けることもありませんでした。
ただ、50肩になったこと、膝など関節痛がたまに出るようになったこと。これは女性ホルモン減少の影響も多々あるかもしれません。
そのあたりはストレッチや筋力を維持するなどで対処しようと思います。
ということで、私のホルモン補充療法の体験談をお伝えしてまいりました。
ここまでやってきて分かったこと。
「別にホルモンを補充しなくてもいいんじゃね?」
率直な感想はこれです。
少しばかりホルモンを補充して、引き伸ばしたところで
結果的に「いつ止めるか?」という問題が目の前にあります。
そして、またそれに向き合っていかないといけないのです。
永遠に女性ホルモンタップリ状態なんて、ありえない。
どこかで折り合いを付けないといけない、そう思います。
そして、今、肌の調子が悪いか?といえば、全くない。
不思議なくらい肌の調子が良いです。
もちろん、ケミカル断ちして自分で作った理想の化粧品で手入れしていることもあるでしょうが、女性ホルモンにそれほどこだわらなくても肌の状態は維持できるし、外見が急に老けるわけではないことも分かりました。
これまでの私の告白?で、皆さんそれぞれ検討してみてください。
私は、しない方が良い、と思います。これは私が体験した上で皆さんにお伝えしたいことです。
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