ピロリ菌 除菌するには?

ピロリ菌 除菌するには?

今日、ピロリ菌の除菌目的で内科を受診してきました。

健康診断の結果を持って行きましたが、「ピロリ菌の抗体検査だけでは除菌できない。便検査でピロリ菌がいることが分かって初めて除菌治療ができる」とのこと。

しかも、

「保険の適用となるためには、胃カメラでの検査が必須」

というではないか!

私はまだ胃カメラの検査を受けた経験がありません。
最近は検査用の管が細くなり、また鼻から検査することも出来るようで、昔のような痛み苦しみは減っているといいますが、それでも未経験者から見たら恐怖であります。

しかも、胃に不具合があるなら胃カメラの検査を受けるのは仕方ないが、特に胃の調子が悪くも無く、先日の健康診断でも、胃のバリウム検査では特に異常なしとなっています。ここにきて、また胃カメラの検査を受けなければならない、とは!

先生いわく、

「あなたの選択肢は2つありませす。
一つは、便検査を受けて胃カメラを受けて保険適用で除菌する。
もう一つは、便検査を受けて胃カメラを受けないで、自費で除菌する。さあどうしますか?」と。

自費の場合、便の検査料は5,000円から6,000円、除菌の費用は20,000円から25,000円ということです。保険の場合は、数千円で治療ができます。
う~ん・・・究極の選択ですね。


画像の説明 こんな冊子を頂きました。


ピロリ菌の除菌薬は、通常の抗生物質の2倍強力なものを用いるそうです。なので実際の便でピロリ菌がいることが分からないと、治療ができないとのこと。先生いわく50代以上の人の8割が「ピロリ菌の保菌者」とのこと。
しかし抗体があってもまれにピロリ菌がいない場合がある、と。だから血液検査が陽性でも、便の検査が必要なのですね。

知人は先日、萎縮性胃炎の診断を受けました。萎縮性胃炎を発症する原因のほとんどがピロリ菌によるものだそうです。しかし、検査ではピロリ菌がいないことが判明。萎縮性胃炎は進行すると、ピロリ菌が住めなくなるほど胃の環境が悪化してしまうということ。この場合は当然除菌治療ができませんね。


さて、いざ除菌となった場合、1週間薬を服用して1ヶ月後にまた便の再検査をします。1回の治療で70%から80%の人が除菌に成功するそうです。
再検査の結果、除菌が出来ていないことが分かれば、再治療(薬の耐性があるので、2回目は治療の薬を変える)をして、最終的に95%の人が除菌に成功するとのこと。


画像の説明 

除菌治療の副作用についても詳しく説明してあります。


便の検査でピロリ菌がいることが判明したら、いよいよ除菌となるわけですが、代表的な副作用には以下の2つがあります。

・軟便・下痢
 便がゆるくなったり、下痢を起こしたりすることがあります。

・味覚異常
 食べ物の味がおかしいと感じたり、にが味や金属のような味を感じたりすることがあります。


その他、まれですが以下の副作用が出る場合があります。

・発熱・・・5%
・便に血液が混ざる・・・2%(ほとんどない)

この2つの副作用が出れば、残念ながら除菌治療は中止されるそうです。

40歳以上の会員さんは胃の健康を維持するためにも、できるだけ早めの検査そして治療を受けてくださいね。


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