くまのタイプを見極める
くまのタイプを見極める
くまにはタイプがある
疲れた印象や老けた印象を与える目の下のくま。
実はこの「くま」には3種類あるのをご存知でしょうか?
●青くま・・真の意味でのくまといえるくま。
これは血液が滞って青く見えるもので血行不良が原因です
●黒くま・・むくみやたるみによって現れるくま。
このタイプがもっとも多いといわれています。老化現象により発生します。
●茶くま・・シミやくすみによるもの。
目の下に小さなシミが連なるようにできていて、くまのように見える。
~あなたのくまはどのタイプ?簡単チェック法~
鏡を用意し、くまを観察しましょう。
・ひっぱると薄くなるが完全には消えない ⇒ 青くま
・上を向くと薄くなる ⇒ 黒くま
・くまをひっぱっても上を向いても変わらない ⇒ 茶ぐま
このように、主に3タイプのくまがありますが、
年齢とともにどのタイプのくまも目立ちやすくなる傾向にあります。
タイプ別くま対策
- 青くま・・目の周りの毛細血管の血流が滞ることで起こる青くま。
この最善の解決策は、血液の循環をよくすることです。
血行促進といえばマッサージといわれますが、目の下のマッサージは逆効果になります。
顔全体の血流をアップさせる、しかも肌には負担を与えない方法として温冷パックが有効。
温かいタオルと冷たいタオルを交互に顔に乗せます。
朝のメイク前が有効。
それぞれ3回繰り返すと血流が促され、続けているとくまが気にならなくなってきます。
それでも改善しない場合は、ウォーキングなどで全身の血液循環をよくするよう努めてみましょう。
- 黒くま・・眼球の周りは、クッションのような役割を果たす柔らかい脂肪で覆われていて、それをまぶたが支えています。
でもまぶたの皮膚はとても薄いうえ、皮脂腺が少ないために乾燥しやすく、神経も敏感な部分です。
しかも、まばたきなどで絶えず動く部分なので、負担も相当かかってしまいます。
そのため、下まぶたの薄い皮膚は、年齢とともにさらに薄く弱くなりたるんで影が出やすくなります。
眼輪筋の弱りがその影をさらに濃くします。
対処法としては、まずは眼輪筋をしっかり鍛えて、脂肪の下がりを抑えること、これが先決です。そして同時に頬を高くする運動を行います。(大頬骨筋・小頬骨筋を鍛える)
黒く影に見える部分を高くすると、影が目立ちにくくなり、さらに頬を高くすることでたるんだ部分が引き上がってきます。
目の下から頬の部分にハリができると、少々の膨らみの場合、目袋ではなく涙袋に見えることもあります。
- 茶くま・・まぶたはメラノサイトの活動がさかんなため、特に色素沈着を起こしやす部分。こすったりするとすぐに黒ずんできます。
目をこすったり、目元に湿疹などがよくできたりする人は、角質肥厚や色素沈着が起こりやすくそれが茶色に見える要因になります。
小さなシミの集合体や、こすることによる色素沈着や角質肥厚などが茶くまの正体であり、どれもメラニン色素が関係しているので、まずはこすることをやめること。
またアイメイクが濃い人ほど目の周りを刺激しやすい傾向があります。
アイメイクをするときやオフするときに、アイチップや固いブラシで刺激をしたり、強いリムーバーを利用してこすったりすることをまずはやめましょう。
アイメイクを薄く心がけるだけで茶くまが嘘のように改善した、という例も多いです。