ときめきが自然治癒力を上げる
ときめきが自然治癒力を上げる
皆さんは帯津良一さんをご存知ですか?
1936年生まれ。
西洋医学と中国医学などの代替療法を組み合わせた医療を行い、理想のホリスティック医学(こころとからだといのちの人間まるごとをみる医学)の実践を目指した外科の先生です。
●帯津良一(おびつ・りょういち)Wikipedia
私も帯津先生の著書を何冊か読んだことがありますが、自然治癒力は「ときめき」によって上がるんだそうです。
では「ときめき」とはなにか?
家庭画報4月号に
「ときめきで養生。自然治癒力が上がる」
という特集がありました。
お肌のお手入れにしても自然治癒力がどれくらい大事か、と心底実感しているので、この度のお話は大変興味深いものでした。
一部抜粋いたしますね。
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私が50年がん医療に携わって会得した最大の確信とは何かといえば・・
「自然治癒力を最も効果的に上げるものは、ときめきだ」
これは間違いありません。
歴史をひもとくと、古代ギリシャのヒッポクラテス(前460頃~前375頃)がすでに病を治す力として、”内なる自然(Nature)”なるものを提唱しています。今の時代、自然治癒力の存在を疑う者はいませんが、正体は明らかになっていない。解明がまったく進んでいないのです。ならば、自分で考えるしかない。私たちの体内には「生命場」なる場が形成されている。生命場のエネルギーが何らかの理由で低下したとき、これを回復すべく生命場に本来備わっている能力が自然治癒力である。
この自然治癒力と生命を合わせたものが生命力。何かにドキッとときめいて生命場が煮えたぎると自然治癒力が目を覚まし、生命力が体の外に溢れ出して同時にガッと上がる。
そしてもう一つ、外に溢れ出すときには大量のエントロピーも一緒に連れ出してくれるはずだ。エントロピーとは無秩序、つまり体内にたまると健康を害する方向に働くものです。したがってときめきは二つの面で自然治癒力を上げると私は考えます。
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帯津先生のときめきとは・・
1番に晩酌、次に仕事、3番目に女性 だそうです。
そして、太極拳、昔の洋画のDVD鑑賞、原稿書き、読書。。など。
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常に初々しい心を持ち続けていれば、ときめくチャンスがたくさんある。
初々しい心とは、表現を変えれば感動する力です。
新人のような気持ちで事に当たれば、常に新鮮な驚きや発見があります。
先日もある患者さんが「平常心を築くにはどうしたらいいですか」と聞くので、「そんなものはいらない。人間はおどおどして生きた方がいいんだ」と。
ともすると私たちは、年を重ねるほどに平常心を身につけたいと思いがちだが・・
平常心は死んでからゆっくり築けばいい。いくらでも時間はあります。生きているうちは大いにどぎまぎ、おどおどして、日々驚いたり感動したりしながら自然治癒力を高めることのほうが先決です。
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平常心より初々しさ~老年はこうあるべきとの常識にとらわれない柔軟な「攻めの養生」。
のびのびと生きていいよ、というメッセージですね。
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